2024年7月のチャート
6月に実施した為替介入の下落から回復するトレンドでスタート。
しかし、再び為替介入によって下落トレンドに転じたところで、追い打ちをかけるように7月14日トランプ前大統領狙撃事件が勃発。
これによって大統領選挙がトランプ氏優勢となって一気に円高が進行。
月末になると日銀の利上げも発表されて、節目の8.150ラインを下抜けるとともに上昇トレンド平行線の基準線(緑点線)に到達。
今後は米国の利下げや日銀の更なる利上げによって金利差が縮小する流れとなり、コロナ禍終息以後続いてきた円キャリートレードも終焉を迎えることになるだろう。
2024年7月の利益
決済損益ー3,684,500円
スワップ損益572,810円
キャンペーン報酬14,000円
合計損益−3,111,690円
7月25日に大規模な損切りを実施。
2019年にメキシコペソ円トレードを開始して以来、初めての損切りと言っていいだろう。
約定回数16回。
今月は勝率62.5%まで低下。
年間目標達成状況
損切りによって年初からの利益を半分吐き出す結果となった。
それでも心の安寧を得た代償としては妥当性があると納得している。
2四半期の爆益が帳消しとなった。
しかし、年初からトータルでは勝ち越しており、下期でどこまで利益を上乗せできるかが今後の焦点となる。
まとめ
ここ3年続いてきた一方的な上昇トレンドの転換期に差し掛かっている。
繰り返し述べているように大規模な損切りを実施したことで、ひとまずはトレードの持続性を担保できたと言えるだろう。
希望的観測を述べるならば、更なる下落によってショートポジションを解消したいところ。
ここから年内までは米国大統領選挙が為替マーケットにとって最大の関心事になると考えているが、世界的に紛争や戦争の拡大が現実味を増してきており、突発的な変動に注意していかなければならない。