株取引の世界でも『夏枯れ』と呼ばれる8月。
昨年も動意なく苦しんだ記憶が蘇るが、実勢はどうだったか?
以下、パーソナルレコードをもとに分析する。
2021年8月のチャート
前半は好調だった7月の余韻があり好調な出だしとなった。
しかし、8月13日の5.5580を頂点として23日まで下げ続ける展開に。
最終的には2020年5月からの上昇平行チャンネルの下限によってサポートされ、月末にかけて再び上昇に転じる形となった。
8月にしっかり下値を堅めることができたので、チャート的には再び上昇が期待できるがメキシコは依然多くの問題を抱えており楽観は許されない。
2021年8月の利益
8月利益609,570円(内スワップ283,570円)
これに7月に実施されたメキシコペソ円キャンペーンの報酬39,000円が加わり648,570円。
夏枯れの8月にしてはなかなか健闘した結果となり満足している。
月利益の半分をスワップが占めているのは、月の後半からのレート急落に伴い大きなポジションを抱えていた結果である。
証拠金維持率が足枷となって思い切ったポジションメイクができない状況でも、スワップがコツコツと利益を積み上げてくれるので非常に心強い。
とはいえ、私のトレード手法の本道はあくまでも為替差益を取りに行くものなので、来月はもう少し楽なレートで戦いたいというのが本音である。
また、月後半からポジションサイズを10LOTに縮小しながらも、週利益100,000円を維持できたことは評価できる。
年間目標達成状況
今月から引き出し金額を反映させた資本金を元にシミュレーションを実施。
なお、このシミュレーションは年利50%を目標にしているが、8月まで実績は年利78%となっている。
昨年までは少しでも余剰金があればトレード資金として口座に入金してきたが、今年は利益の一部を出金して生活を豊かにすることを許容している。
その最も大きな理由は完全FIRE達成をそこまで急いでいないということに尽きる。
会社員としてしっかり社会保障を確保した上でトレードに専念できる環境は精神衛生上からも理想的である。
これが専業投資家になると、例えば今月のようなトレード展開だった場合かなりのストレスを抱えることになるだろう。