この記事は未完成の状態で毎日更新され、週末のトレード終了によって完成となります。
3月11日月曜日
週明けは目立った指標もなく動意薄く始まる。
米国CPIの発表を明日に控え様子見といった状況とも言える。
大きな下落は止まったものの8.750ラインに頭を抑えられている。
4時間足チャートを見ると、200SMAにサポートされて一旦下げ止まったことが確認できる。
とはいえ、4時間足のボリンジャーバンド基準線をしっかり上抜けするまでは本当の意味で下げ止まったとは言えない。
ここを再び下抜けすれば、8.700ラインでは支えきれないかもしれない。
約定9回で利確9,000円。
スワップは12,250円。(10,000通貨あたりロング25円ショート−28円)
ポジション持ち越しはロング1,050LOT、ショート500LOTで証拠金維持率627%、実効レバレッジ4.0倍。
以後の基本戦略は8.000から高値に10銭間隔10万通貨、8.800から高値に5銭間隔10万通貨で新規注文。
3月12日火曜日
東京時間に8.750ラインを上抜け。
また、ニューヨーク時間に発表された米国CPIが予想値を上振れしたこともあり、チャートはラウンド底を形成。
今後はメキシコペソ円にとってネガティブな状況が予想されるだけに、最後の上昇チャレンジとなるかもしれない。
約定12回で利確12,000円。
スワップは12,250円。(10,000通貨あたりロング25円ショート−28円)
ポジション持ち越しはロング1,020LOT、ショート500LOTで証拠金維持率651%、実効レバレッジ3.8倍。
以後の基本戦略は8.000から高値に10銭間隔10万通貨、8.800から高値に5銭間隔10万通貨で新規注文。
3月13日水曜日
昨日までにラウンド底を形成し底値の固さを感じていたが、ボリンジャーバンド基準線をサポートにして一気に上昇。
これにより先週下落した分を回復、8.850ラインを上抜けして終了。
ここまで上昇すると再び年初来高値の更新を窺う展開も想定しなければならないが、前回よりも大きな急落に対する警戒も忘れてはならない。
約定22回で利確67,000円。
スワップは11,500円。(10,000通貨あたりロング25円ショート−28円)
ポジション持ち越しはロング590LOT、ショート500LOTで証拠金維持率1,132%、実効レバレッジ2.2倍。
以後の基本戦略は8.000から高値に10銭間隔10万通貨、8.800から高値に5銭間隔10万通貨で新規注文。
3月14日木曜日
8.850ラインをサポートとして足固めすると、更に上を目指す展開。
ニューヨーク時間に発表されて米国PPIが好感され、価格を8.880まで押し上げた。
約定14回で利確32,000円。
スワップは土日及び月曜日のメキシコ祝日を含め4日分ついて3,000円。(10,000通貨あたりロング25円ショート−28円)
ポジション持ち越しはロング330LOT、ショート500LOTで証拠金維持率1,339%、実効レバレッジ1.8倍。
以後の基本戦略は8.000から高値に10銭間隔10万通貨、8.700から高値に1銭間隔10万通貨で新規注文。
3月15日金曜日
東京時間は一進一退の展開が続いたが、8.850ラインにタッチすることなく上昇に転じる。
その後一気に8.900ラインを上抜けると一時は8.930付近まで到達。
日足チャートで全体を確認しておきたい。
長い間高値更新にトライしては戻される展開が続いたが、ついに明確に上抜けたと考えていいだろう。
また、来週は日銀の金融政策が発表されるが、金融緩和を解除すると事前に周知されたにも関わらずクロス円がこれだけ上昇したというのは、すでにマーケットが織り込んだということか。
加えて来週はメキシコの金融政策も発表される予定であり、こちらは利下げの可能性を示唆されている。
これら逆風をどこまで織り込んでいるのか、一旦は円高に触れるのかが焦点となってくる。
しかし、メキシコペソ強気の背景にはこのところの原油高もあることから、強弱の見定めが難しい。
約定24回で利確44,000円。
スワップは春分の日を含め2日分ついて−11,500円。(10,000通貨あたりロング25円ショート−28円)
ポジション持ち越しはロング30LOT、ショート500LOTで証拠金維持率1,325%、実効レバレッジ1.8倍。
以後の基本戦略は8.500から高値に10銭間隔10万通貨、8.800から高値に1銭間隔10万通貨で新規注文。
まとめ
週の半ばに一気に高値圏へと戻ってきた。
スワップ要員のポジションも全て約定し週利益19万円を確保。
来週からの下落を想定しロングポジションはほぼ打ち尽くし。
メキシコペソ円のトレードも大転換機を迎えつつある。