この記事は未完成の状態で毎日更新され、週末のトレード終了によって完成となります。
1月24日月曜日
東京時間の序盤は緩やかに上昇。
この動きにより5.550ラインをサポートとして順調に上昇トレンドに転換したかと安心していたらロンドン時間から急落。
ニューヨーク時間になっても下落の勢いは止まらず、ついに5.500ラインに到達。
さすがに売られ過ぎた感があって朝方に急反発して終了。
日足チャートでは5.500付近に200SMAが迫ってきており、この位置で一旦反発したのは極めて妥当。
仮に今後この200SMAを下抜けするような事態に陥れば、昨年の11月に生じた急落の再現も有り得る。
この荒い値動きの背景にはロシアによるウクライナ侵攻の可能性が挙げられる。
しかも、先日実施されたバイデン大統領の記者会見において、米国があたかも小規模の侵攻はやむを得ないものと認識しているような発言もあり、市場の不安を拡大したことがより一層のリスク回避傾向を強めたと言える。
私個人の意見としては、プーチン大統領は今までもそうしてきたように今回もやるだろうと考えている。
当然、それ(ロシア軍によるウクライナ侵攻)を念頭に置いたポジション管理が必要になってくるだろう。
約定回数46回で利確46,000円。スワップは7,960円。(10,000通貨あたり8円)
ポジション持ち越しは1,095LOTで証拠金維持率728%、実効レバレッジ3.4倍。
以後の基本戦略は5.500まで0.2銭間隔で指値、新規ポジションサイズ15LOTと10LOTの混合。
1月25日火曜日
東京時間は下落スタート。
朝方に反発した分をほとんど吐き出して再び5.500ラインへと向かったが、ライン手前で踏みとどまった。
ニューヨーク時間でも同様の動きが見られたが、ここでも辛うじて5.500ラインを保持。
しかし、次第に上値を切り下げながら値幅が狭くなっているので突発的な動きに注意を要する。
ウクライナ情勢は次第に緊迫を増してきており、原油価格にも影響を及ぼしている。
約定回数22回で利確22,000円。スワップは8,760円。(10,000通貨あたり8円)
ポジション持ち越しは1,175LOTで証拠金維持率678%、実効レバレッジ3.6倍。
以後の基本戦略は5.500まで0.2銭間隔で指値、新規ポジションサイズ15LOTと10LOTの混合。
1月26日水曜日
5.500ラインが強固なサポートとして認識されたことにより堅実な上昇。
しかし、次の節目5.550に到達して少々息切れ。
その後、日本時間午前4時からFRBパウエル議長の発言内容に反応して乱高下。
今回の発言は前回よりも更にタカ派的な内容で、2022年の利上げは当初予定の3回程度に止まらずFOMC開催の都度0.25%の利上げも有り得るという趣旨だった。
これによりアメリカが目先のインフレに本気で取り組むという強い姿勢を示したことになる。
もちろん、この発言の背景には求心力回復を企図するバイデン大統領の示唆があることは言うまでもない。
約定回数38回で利確38,000円。スワップは9,400円。(10,000通貨あたり8円)
ポジション持ち越しは1,145LOTで証拠金維持率697%、実効レバレッジ3.5倍。
以後の基本戦略は5.500まで0.2銭間隔で指値、新規ポジションサイズ15LOTと10LOTの混合。
1月27日木曜日
東京時間は序盤に少し上昇してからすぐに反落。
しかし、5.500ラインにタッチすることなく持ち堪えて、ロンドン時間になると急騰。
一時は200SMAを上抜けする勢いを見せたが、その後5.550ラインまで戻されて終了。
米国の利上げ問題、ウクライナ問題、オミクロン株問題などが目下相場をボラタイルにしている要因だろう。
約定回数51回で利確53,500円。スワップは土日分を含めて27,480円。(10,000通貨あたり8円)
ポジション持ち越しは940LOTで証拠金維持率864%、実効レバレッジ2.8倍。
以後の基本戦略は5.500まで0.2銭間隔で指値、新規ポジションサイズ10LOT。
情勢が不安定なので新規ポジションサイズは10LOTのみに縮小。
1月28日金曜日
5.550をサポートラインとして上昇を試みたが200SMAによって阻まれる。
ニューヨーク時間には下げ幅を拡大し5.500に迫ったが、その後反発したのでこのサポートはかなり強固であることが証明された。
それだけに今後5.500を下抜けした時の勢いには注意が必要。
約定回数23回で利確23,500円。スワップは7,520円。(10,000通貨あたり8円)
ポジション持ち越しは1,060LOTで証拠金維持率756%、実効レバレッジ3.2倍。
以後の基本戦略は5.500まで0.2銭間隔で指値、新規ポジションサイズ10LOT。
まとめ
今週は政治経済に関するトピックが盛り沢山でかなりボラタイルな動きとなった。
また、ニューヨーク時間の序盤に下げて終盤に上げるという展開も多く、決済約定したら可能な限り新規発注していたため若干寝不足である。
私の手法はあくまでも手動で行なっているので、利益の裏側にはこういった地味な努力が隠されている。
1月のトレードも残すところあと1日となったが、どこまで利益を伸ばすことができるだろうか。