この記事は未完成の状態で毎日更新され、週末のトレード終了によって完成となります。
2月6日月曜日
週明け早々に次期日銀総裁の個人名がリークされ上昇スタート。
その後いつもにレンジ内に戻って終了。
しかし、ボラティリティが増加していることを利用して100万通貨ポジションを3つ約定させることができた。
約定3回で利確30,000円。
スワップは0円。(10,000通貨あたり0円)
ポジション持ち越しは1,210LOTで証拠金維持率628%、実効レバレッジ3.9倍。
以後の基本戦略は新規注文なしで静観だが、チャンスがあれば一撃離脱を狙っていく。
2月7日火曜日
パウエルFRB議長の発言で米ドルは売られたが、メキシコペソは原油価格につられて上昇。
しかし、6.950ラインで阻まれて終了。
200SMA付近で新規ポジションを仕掛けて思惑通り約定。
約定1回で利確10,000円。
スワップは21,780円。(10,000通貨あたり18円)
ポジション持ち越しは1,210LOTで証拠金維持率633%、実効レバレッジ3.9倍。
以後の基本戦略は新規注文なしで静観だが、チャンスがあれば一撃離脱を狙っていく。
2月8日水曜日
レンジ上限である6.950ラインに阻まれ、200SMAを下限とした狭い値動きに終始。
この動きを利用してこの2年間禁じ手としてきたショートトレードを実施。
今後は円高に向かっていく中で、積極的にショートトレードを実施していく必要があるため、その下準備としてお試ししてみた。
少々調子に乗りすぎて深追いしたためショートポジションを持ち越す結果となってしまったが、手応えは十分に感じることができた。
約定2回で利確20,000円。
スワップは21,780円。(10,000通貨あたり18円)
ポジション持ち越しはロング1,210LOT、ショート100LOTで証拠金維持率628%、実効レバレッジ3.9倍。
以後の基本戦略はチャンスがあれば両建てで一撃離脱を狙っていく。
2月9日木曜日
久しぶりに純粋なメキシコの要因で価格が動いた気がする。
まずは日本時間21:00にメキシコのCPIが発表されたが、予想よりも悪い結果、つまりインフレがいまだに進行中であることが確認された。
この結果に対応すべく、日本時間04:00に発表されたメキシコ中銀の政策金利は当初予定されていた0.25%利上げではなく0.5%利上げとなった。
市場全体の雰囲気としてはインフレの終焉に伴う利上げ幅の縮小、もしくは据え置きに傾いていただけに大きなサプライズと受け止められた。
政策金利発表後は7.010付近まで一気に価格を上げ終了。
とはいえ原油価格は下落、恐怖指数VIXは上昇しており、資源国及び新興国通貨であるメキシコペソにとってこのまま上昇を継続できる環境にはないと考えている。
一旦は6.950ライン付近まで下げることを念頭に引き続きショートトレードを実施していく。
約定4回で利確40,000円。
スワップは土日分を含め3日分ついて59,040円。(10,000通貨あたりロング18円ショート−63円)
ポジション持ち越しはロング1,210LOT、ショート0LOTで証拠金維持率654%、実効レバレッジ3.8倍。
以後の基本戦略はチャンスがあれば両建てで一撃離脱を狙っていく。
2月10日金曜日
昨日のメキシコ中銀サプライズから一夜明け、東京時間は7.000付近で停滞。
しかし、夕方になって次期日銀総裁についてリークされると一気に円高が進行。
一時は6.950ラインを割り込むまで下げたが、2度のラインタッチで再び上昇し、7.050に到達して終了。
市場は日銀総裁人事によって動揺したものの、潜在的な流れはメキシコ中銀のサプライズ利上げに傾いた結果と言えるだろう。
この夕方の急激な変化にも上手く対応できてショートの利確を得た。
約定3回で利確30,000円。
スワップは22,990円。(10,000通貨あたりロング19円)
ポジション持ち越しはロング1,210LOT、ショート0LOTで証拠金維持率668%、実効レバレッジ3.7倍。
以後の基本戦略はチャンスがあれば両建てで一撃離脱を狙っていく。
まとめ
今週からは禁断のショートトレードを実施したことでスワップを上回る利確を得た。
水曜日に欲張りすぎてショートポジションを持ち越してしまったのは痛手だったが、今後のトレードに大きな影響を与える1週間となったことは間違いない。
ただし、長い間機能してきた6.950ラインのレジスタンスが上抜けしたことで、ショートトレードは細心の注意が必要である。