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【Weekly】2023年3月13日週メキシコペソ円トレード

この記事は未完成の状態で毎日更新され、週末のトレード終了によって完成となります。

3月13日月曜日

先週末に米国シリコンバレー銀行経営破綻のニュースが飛び込んできて、かなり緊迫した週明けを迎えた。

リーマンショックの再来を未然防止するため、米国当局は早々に公的資金を投入しない形で預金者を完全保護する旨の声明を発表。

これが奏功して東京時間は7.330付近で安定。

しかし、ロンドン時間になると米債利回りの急落も相まって下げ幅を拡大、一時は6.950ラインを割り込んだがなんとか7.000ラインを回復して終了。

とはいえ、ボリンジャーバンドの基準線に到達していない状況なので、ここから更に下げる可能性を残している。

4時間足チャートを確認してみると、2月から始まった急騰の起点が6.950ラインだったことがわかる。

つまり、1ヶ月かけて上昇した分を3日で全て吐き出したということになる。

いつもながら、下落時の速さに驚きを隠しきれない。

更に日足チャートを確認していきたい。

日足の200SMAにタッチして反発したことがわかる。

現時点ではここで一旦下げ止まり、6.950ラインを挟んだレンジ相場になる可能性もある。

しかし、これが真にリーマンショックの再来となるならば、もちろんこの後も大きく下落して行くことになるだろう。

月足チャートで過去10年分の変動を確認して、この先の下落ポイントを大きな視点から予測してみたい。

現在位置は上昇トレンドの平行チャンネル中心付近だとわかる。

最初の節目は月足ボリンジャーバンドの基準線6.350ライン付近。

次が上昇トレンドの平行チャンネル下辺であるが、これは下落の速さによってタイミングが異なるものの概ね6.000ライン付近と考えている。

ここを下抜けすると、約3年に及んだコロナ禍からの回復上昇トレンドが否定されることになる。

更に先の節目となると5.200ラインとなるが、リーマンショック級の暴落ならばこのレベルに到達することも視野に入れておくべきだろう。

この5.200ラインは直近10年で極めて重要な節目だったことがわかる。

とはいえ、現時点で持ち越しのポジションは380万通貨であり、レバレッジは1倍である。

つまり、理論上はメキシコペソ円が0円になっても強制ロスカットされることはない。

なので、今回の暴落を極めて冷静に受け止めているだけでなく、むしろ底からの買い場を楽しみにしている。

ちなみにリーマンショック時は暴落が底を打つまで約半年を要しており、今回もそのくらいの期間を想定して、途中慌てて買い増すことのないようにしたいと考えている。

約定16回で利確16,000円

スワップは7,000円(10,000通貨あたりロング20円ショート−23円)

ポジション持ち越しはロング380LOTショート0LOTで証拠金維持率2,373%、実効レバレッジ1倍

以後の基本戦略は底値を確認できるまで静観。

3月14日火曜日

東京時間は停滞しながらも下げ止まりの様相。

ロンドン時間になると反転上昇、ニューヨーク時間では米国CPIコア指数の強い結果を受けて米債利回りが上昇し、更に米ドルが買われる結果となった。

しかし、これをもって今回の銀行破綻騒動が収束したと捉えるのは早計だと考えている。

米国経済が今後悪化する材料はまだ多くが未解決のままだからである。

なので私個人としては引き続き下落のバイアスをかけて市場に臨むつもりだ。

約定2回で利確20,000円

スワップは7,600円(10,000通貨あたりロング20円ショート−23円)

ポジション持ち越しはロング380LOTショート0LOTで証拠金維持率2,379%、実効レバレッジ1倍

以後の基本戦略は底値を確認できるまで静観。

3月15日水曜日

昨日は6.950ラインで反発し、今回の銀行破綻騒動が早くも収束したかのように見えたが、僅か1日で再び同ラインにタッチするなど混乱は継続している。

ここが強力なサポートラインとして機能していることが証明された反面、下抜けした場合の速度と値幅は想像を超えるものとなるだろう。

以前も述べているように、個人的にはこの先しばらくは調整下落の展開になると考えているため、ひたすら耐え忍ぶつもり。

約定0回で利確0円

スワップは7,600円(10,000通貨あたりロング20円ショート−23円)

ポジション持ち越しはロング380LOTショート0LOTで証拠金維持率2,376%、実効レバレッジ1倍

以後の基本戦略は底値を確認できるまで静観。

3月16日木曜日

多少のオーバーランはあったものの、6.950ラインがまたも強力なサポート力を発揮。

現状は欧米の銀行破綻問題でテクニカルは効き難いのだが、プライスレンジはそれなりに機能しているようだ。

約定1回で利確10,000円

スワップは土日分、月曜日のBenito Juárez's Birthday(メキシコ)、火曜日の春分の日と5日分ついて38,000円(10,000通貨あたりロング20円ショート−23円)

ポジション持ち越しはロング380LOTショート0LOTで証拠金維持率2,383%、実効レバレッジ1倍

以後の基本戦略は底値を確認できるまで静観。

3月17日金曜日

東京時間は欧州、米国とも破綻銀行に対する救済措置を講じたことで小康状態を維持。

しかし、7.150ラインを上抜けできないとみて適宜ショート、利益を確保することに成功した。

改めて日足チャートを見ると、今週一日あたりのボラティリティの大きさに驚く。

これは今回の金融不安が収束していないことを示唆している。

とはいえ、価格的には6.950ライン、またチャート的には日足200SMAにサポートされている。

約定4回で利確40,000円

スワップは0円(10,000通貨あたりロング0円ショート0円)

ポジション持ち越しはロング380LOTショート0LOTで証拠金維持率2,384、実効レバレッジ1倍

以後の基本戦略は底値を確認できるまで静観。

まとめ

今週は静観といいつつ、ショートで利益を積み増している。

それでも週利益150,000円にはギリギリ到達できなかった。

しかし、あくまでも下落の行き着く先を確認することが最優先なので、利益は二の次と考えている。

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