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【妄想】FIRE達成後の転住生活候補地を具体的に検討してみる

前回記事で快適な転住生活に必要な条件について検討しました。

そこで今回はもっと具体的に都市レベルで検討を試みます。

転住候補都市を選定する手順は以下のとおりです。

  • 最初は観光も含めた短期旅行
  • 転住適正に応じて格付け(T○:転住適正レベル)

T1:毎年転住スケジュールに組み込むレギュラー都市

T2:数年に一度転住スケジュールに組み込む準レギュラー都市

T3:観光、リゾート滞在に特化した都市

  • レギュラー都市を中心に年間スケジュールを作成
  • 新しい候補都市を調査

季節、気象、イベント、滞在費等々、何を重視するかによって選択する都市は変わってくるでしょう。

それでも調査と滞在を何年か繰り返すことにより、自分に合った転住パターンを確立することができそうです。

それでは、大きく国内と海外に分類して検討してみます。

国内編

北海道(札幌、函館)

滞在目的:梅雨回避、避暑

滞在時期:6月~8月

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T1

梅雨から夏にかけて北海道で涼しく過ごしたい!

転住ライフの根幹ともいうべき都市の一つですが、他の都市に比較して滞在期間が長いので飽きるんじゃないかと若干不安を感じています。

札幌と函館どちらも短期での旅行経験はありますが、主要観光ポイントをスポットで訪問した程度なので長期滞在のイメージがしにくいのが難点です。

秋田(後生掛温泉)

滞在目的:湯治

滞在時期:厳冬期を除く

滞在期間:1~2週間

宿泊場所:湯治宿

転住適正:T3

突然出てきた山間の温泉地ですが、個人的に気に入っているので数年に一度は訪れたいと思っています。

湯治生活は温泉に入って自炊するという地味な生活の繰り返しなので、実際にやってみると1週間くらいで飽きそうな気もします。

とはいえ、1週間では湯治としての十分な効果が得られないので、最低でも2週間は滞在したいですね。

東京(銀座、丸の内、日本橋)

滞在目的:シティライフ

滞在時期:GW前後

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊場所:ホテル

転住適正:T1

東京の都心部はGWなどの連休中は空いていることが多く快適に過ごせます。

この東京滞在はショッピングや美術館博物館巡りなどシティライフを満喫する期間と位置付けています。

また、このタイミングで横浜の自宅に一時帰宅して郵便物をチェックするつもりです。

4月に固定資産税、6月に住民税の通知が来るので、自宅で通知書を受け取り税金を納付しなければなりません。

口座振替であれば気にしなくても大丈夫なのですが、マイルを貯めるためにクレジットカード払いを選択する一手間を許容しています。

神奈川(横浜、鎌倉)

滞在目的:ベースキャンプ

滞在時期:3月(確定申告)、6月初旬(住民税)、9月(郵便チェック)、12月(渡航準備)

滞在期間:四半期ごとに1週間程度

宿泊場所:自宅、ホテル

転住適正:T1

自宅のある横浜は転住生活のベースキャンプとして位置付けています。

郵便物の受取や納税手続きなどのほか、荷物置き場として活用するため当面は自宅を維持するつもりです。

横浜は将来自然災害が発生しない限り、国内最高の利便性を誇る都市だと考えています。

しかし、転住生活の根幹には近い将来に想定される関東大震災を回避するという目的があるので、タイミングを見てベーキャンプとなるべき住所地を変更するつもりです。

このほかに神奈川では鎌倉でのショートステイを検討中です。

鎌倉は電車で30分圏内ということもあって宿泊経験がなく、まだまだ未知の部分が多い都市だからです。

有名な紫陽花の時期に合わせて年間スケジュールに組み込むのも有りかなとも思ってます。

長野(松本)

滞在目的:周辺調査のベースキャンプ

滞在時期:9~10月

滞在期間:2週間程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T2

以前は登山を趣味としていたため、シーズン中はほぼ毎週のように松本を経由して北アルプスに通っていました。

今後は本格的登山ではなく、上高地トレッキングや小布施散策等のベースキャンプにするつもり。

私は国内においては海辺リゾートよりも山岳リゾートの方が好きです。

それは海抜が高くなるほど○○が少なくなって快適に過ごせるからです。(空気ではありませんよ)

石川(金沢)

滞在目的:シティライフ

滞在時期:9~11月

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T1

金沢は美術館や史跡が多数あって食文化も豊かなので転住レギュラーの候補です。

いろんな意味でバランスの良い都市だと感じています。

日本海側気候なので降水量は多いのですが、特に冬場は湿度が高い方がお肌に優しいとも言えますね。

名古屋

滞在目的:周辺調査のベースキャンプ

滞在時期:通年

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T2

中部東海地方は今までの人生において縁が薄かったので、生活の実感が掴みにくいエリアです。

なので名古屋を起点に中部東海地方を調査研究したいと考えています。

京都

滞在目的:シティライフ

滞在時期:8月、2月

滞在期間:2ヶ月程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T1

京都では四季それぞれを体験したいのですが、観光ハイシーズンを避けて快適に過ごすためにはあえて真夏か真冬のオフシーズンに滞在するのがいいんじゃないかと考えています。

京都は観光客の多さがデメリットなので、コロナ収束後のインバンド需要回復度に応じて訪問時期を検討するつもりです。

広島

滞在目的:周辺調査のベースキャンプ

滞在時期:通年

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T3

中国四国地方調査のベースキャンプとして考えていますが、広島がレギュラー都市になる可能性は限りなく低いです。

中国地方で好きな都市は松江ですが、ちょっと規模が小さ過ぎるのが難点です。

福岡

滞在目的:シティライフ

滞在時期:3~5月(黄砂、PM2.5最盛期)7~9月(台風)を除く

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊施設:ホテル、サービスアパートメント

転住適正:T1

近年黄砂被害拡大しており、春先は滞在しないようにする。

また、九州沖縄は台風シーズンも避けたいと考えています。

福岡は食事バリエーションも豊富でありレギュラー都市の候補です。

福岡県出身ではありますが、大学卒業後は全国を転々とした結果、土地勘が全くなくなりました(笑)

大分(別府)

滞在目的:湯治

滞在時期:通年

滞在期間:2週間程度

宿泊施設:湯治宿

転住適正:T2

都市としての規模が小さいので現時点ではレギュラー都市にはなれないのですが、加齢ととも格上げもありうると思っています。

ただひたすら温泉に浸かる毎日というのが苦痛じゃない年齢になったらいいかもしれませんね。

沖縄(那覇)

滞在目的:シティライフ、リゾートライフ

滞在時期:2~4月

滞在期間:1ヶ月程度

宿泊施設:ホテル

転住適正:T1

2~4月は沖縄のオフシーズンなので、そこを活用して花粉を回避しようと考えています。

選択するホテルによってシティライフになるかリゾートライフになるか変わります。

海外編

マレーシア(クアラルンプール、ペナン、ジョホールバル、ランカウイ)

滞在目的:シティライフ

滞在時期:12月~2月

滞在期間:最大90日(ビザなし)

宿泊施設:ラグジュアリーホテル、Airbnb

転住適正:T1

クアラルンプール、ペナン、ジョホールバル、ランカウイなどを調査する予定です。

  • 地震、台風等の自然災害リスクが少ない。
  • イスラム教国なので犬が少ない。
  • ビザなし滞在可能日数が90日もある。

など私にとってメリットが多いので海外のレギュラー第1候補です。

マレーシアはMM2Hなどの長期滞在ビザによって移住したい国ナンバーワンと言われてきましたが、このMM2H取得の条件が改悪されたことにより今後は日本人移住者が減少しそうです。

私の場合、移住ではなく転住ですので特に大きな影響はないと考えています。

タイ(バンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケット)

滞在目的:避寒

滞在時期:12月~2月

滞在期間:最大30日(ビザなし)

宿泊施設:ラグジュアリーホテル、Airbnb

転住適正:T2

過去に何度もリピート訪問したお気に入りの国でしたが、国王が交代してから急速におかしくなってきた気がします。

それに伴ってデモやクーデター多くなってきたので、安全性や快適性が年々下降しているのが現状ではないでしょうか。

また、バンコクは都市の規模が大き過ぎて逆に不便さを感じています。

具体的には慢性的な交通渋滞は相変わらずとしても、以前は空いていた電車でさえも利用者も増えてきたので移動が苦痛になった気がします。

なので、もし長期滞在するならチェンマイを考えています。

チェンマイはまだ行ったことがありませんが、街の規模も適当で現地の人もそれほど観光客擦れていない気がします。

他にはビーチリゾートのパタヤを検討しています。

以前のパタヤは世界一邪悪なビーチとして君臨していましたが、近年は健全化によりファミリー旅行者も増えてきた印象を受けます。

ビーチリゾートということであればプーケットもありますが、物価が高いというイメージがありますので現地調査が必要だと考えています。

フィリピン(セブ)

滞在目的:リゾートライフ

滞在時期:12月~2月

滞在期間:最大30日(ビザなし)

宿泊施設:ラグジュアリーホテル、Airbnb

転住適正:T3

首都マニラは治安に問題があり、滞在するならセブ限定です。

とはいえ、セブは未知であるため実際に見てから検討したいのですが、マニラ空港を経由しないためにも直行便を避ける必要があると考えています。

台湾(台北、台中、台南)

滞在目的:シティライフ

滞在時期:10~11月(その前の台風シーズンを外す)

滞在期間:最大90日(ビザなし)

宿泊施設:ラグジュアリーホテル、Airbnb

転住適正:T2

台湾はこれから地政学的リスクにさらされる可能性が高いので、行くならば早い時期にと考えています。

もし、台湾が香港にようになれば、もはや安全に旅行できる国ではなくなるからです。

ベトナム(ホーチミン、ハノイ、ダナン)

滞在目的:リゾートライフ

滞在時期:各都市のベストシーズン

滞在期間:最大15日(ビザなし)

宿泊施設:ラグジュアリーホテル、Airbnb

転住適正:T3

ホーチミン(1~2月)、ハノイ(10~11月)、ダナン(5~8月)と最適シーズンが異なります。

それぞれを2週間づつ訪問して気に入れば、将来的にはビザを取ってもう少し長く滞在する可能性もあります。

メキシコ(カンクン)

滞在目的:リゾートライフ

滞在時期:12月~4月(乾季)

滞在期間:最大180日(ビザなし)

宿泊施設:ラグジュアリーホテル、Airbnb

転住適正:T3

カンクンは米国退職者にとってメジャーなリゾート都市ですが、なんといっても日本から遠いので交通費が嵩みます。

また、ビザなしで最大180日滞在可能というのが今のところ唯一のメリットなので、一度お試ししますがリピートするか否かは正直微妙です。

私は過去にメキシコシティとマンサニーヨを訪問していますが、当時はどちらの都市も治安に不安を感じました。

なので長期滞在するのはリゾート地カンクンを検討しています。

FXトレードでメキシコペソの恩恵を受けたので、表敬訪問のニュアンスが強いですね。

まとめ

今回の検討に基づき1年目のスケジュールを作成してみました。

会社員生活に終止符を打つのは8月となるので、11月までに法人を設立して12月から転住生活を開始するという流れになりそうです。

こうやって実際にスケジュールを組んでみると意外に忙しそうですね(笑)

最短だと2年後の2023年12月から転住生活がスタートしますので、しっかり体力を錬成しておく必要がありそうです。

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