結論から先に言えば私の資産運用は『SBI・V・全米株式インデックスファンド』一択です。
FXはあくまでも資金調達の手段であって資産運用ではないと考えているからです。
なので老後に必要となる資産はインデックファンドをコツコツと地味に積み立てることで築いていきます(笑)
例えるなら博打で稼いだお金を定期預金に積立てるイメージでしょうか。
この記事では私が『SBI・V・全米株式インデックスファンド』を選択した理由と将来設計について紹介します。
銘柄選択の理由
まずはこの銘柄を選択した理由についていくつか見ていきたいと思います。
信託報酬手数料が少ない
証券会社や銀行などの金融会社が情報弱者を言葉巧みに誘導して売りつける(手数料が取れる)商品
上記が私の投資信託に対するイメージでした(笑)
しかし、近年はネット証券の台頭によって手数料値下げ競争が激しくなり、一般の人でも投資信託などの金融商品が購入しやすい環境が整ってきたといえます。
また、各社が切磋琢磨することにより、信託報酬手数料が従来のレベルよりも格段に安い商品が次々に出てきたことは歓迎すべきことでしょう。
『SBI・V・全米株式インデックスファンド』の信託報酬手数料は0.0938%程度となっており、最安のレベルといえます。
これを買うだけで分散投資になる
資産運用を『SBI・V・全米株式インデックスファンド』一本に絞る前は、米国高配当個別株を購入していく計画でした。
実際に『ブリティッシュ アメリカン タバコ ADR(BTI)』をNISA口座で30株ほど保有しています。
しかし、今後セクター別に個別株を選択しつつポートフォリオを組んでいくことが、非常に面倒な作業に思えてきたためインデックスファンド一本に変更したのです。
基本的にズボラな性格なので、結果が大して変わらないのなら楽できた方がいいかなと(笑)
そして、その労力を他のことに振り分ければ、より良い人生を送れるはず。
その点、全米株式にマルっと投資できる『SBI・V・全米株式インデックスファンド』は究極のズボラ向けファンドだと言えるでしょう。
S&P500との比較
もし、私があと2年早くインデックス投資を始めていたら『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』を購入したかもしれませんが、すでに価格が上がってしまいました。
ならば、2021年6月末から募集開始となった『SBI・V・全米株式インデックスファンド』かなというだけの理由です。
同じ投資金額ならたくさん購入できた方がいいし、S&P500よりも全米株式の方がより分散効果が高いと考えています。
全世界株式との比較
全米株式とよく比較されるインデックスファンドに全世界株式があります。
よく目にする全世界株式派の主張は「全て米国に賭けて、もしも米国が凋落したらどうするの?」というものです。
しかし、全世界株式も米国の比率が高い(53.8%)ので、米国が凋落すれば無傷ではいられないでしょう。
何より中国という信用できない国家が入っていることが生理的に受け付けません。
まあ、それはもはや感情論なのですが(笑)
多くの国と地域にリスク分散するメリットよりも、得体の知れない国が混在していることのリスクの方が大きいというのが私の判断になります。
証券口座
FXの口座は2010年ごろのブームとキャンペーンにつられて国内のほぼ全社を開設しています。
随分とアフィリエイターを稼がせてしまったなあと反省しています(笑)
なお、現在稼働しているFX口座はセントラル短資のみです。
これに対して開設している株式投資用の口座は下記2社のみです。
楽天証券
最初に開設した証券口座が楽天証券でした。
しかし、つみたて楽天証券でNISA口座を開設したものの、同時期に始めたメキシコペソ円FXトレードで利益が出始めたため何もしないまま放置。
この時、利便性を考慮して楽天銀行および楽天カードも一緒に開設したのですが、全く使用実績のないまま2年間放置。(楽天カードは既に解約済み)
その後、SBIのVシリーズを購入することに決めたため『楽天証券つみたてNISA口座』から『SBI証券一般NISA口座』に移行。
今のところ楽天証券の口座を利用する予定はありませんが、念のためスペアとして残しておく予定です。
SBI証券
なんといっても住信SBIネット銀行との連携が秀逸です。
住信SBIネット銀行の円口座からハイブリット口座に定期自動振替を設定しておけば、インデックスファンドも自動設定で淡々と積み立ててくれます。
積立方式
自動積立の期間設定はいくつか選べますが、当初毎週積立を選択していました。
ただドルコスト平均法を突き詰めるならば毎日積立の方が良いと思い、現在は毎日積立に変更しています。
これはまた様子を見て変更するかもしれません。
まとめ
今後の資産運用についてゴールを設定しています。
夫婦の一般NISA満タンを目指す
年間最大120万円×5年間×2人分=1,200万円。
2024年1月から新NISAに制度変更されますが、『SBI・V・全米株式インデックスファンド』は1階部分の積立にも対応しているので安心。
75歳までに総額3000万円を積み立てる
NISA枠は5年ごとにロールオーバーしながら特定口座でも1,800万円を積み立てる。
合計して3,000万円を年間4%ルールに従って資産保全しながら取り崩せば、年額120万円(月額10万円)を使うことができます。
これに年金を合算すれば生活できるレベルの資金は確保できそうです。
最終的には資産を残してこの世を去ることになると思いますが、明日の生活費を心配しながら暮らすことに比べれば取るに足らない些事ではないでしょうか。