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メキシコペソ円のリピート系トレードとは

最初にお断りしておきますが、当ブログでは「FXとは?」等々の基本的な解説は一切ありません。

なので書いている内容が理解できない場合は、巷に溢れている初心者用のブログにて学んでいただきますようお願いします。(各種問い合わせにも一切応じておりません)

なぜなら、このブログは

「メキシコペソ円トレード良いですよ~」

「簡単に儲かりますよ~」

「だからこのリンクから口座開設してくださいね~」

などと必殺の3段論法で新規FX口座を開設させてアフィリエイトで稼ぐことが目的ではないからです。(今のところ)

また、親切丁寧な解説記事によって検索順位を上げ、多くの人に見てもらおうという気もありません。(オーガニック検索に引っ掛かりにくいよう記事タイトルを工夫しています)

しかし、日々のリアルトレードの中から紡ぎ出された真理がここにあると自負しています。

メキシコペソ円の特性

メキシコペソ円という通貨ペアの特性である

  • 高金利通貨
  • ボラティリティが高い
  • 必要証拠金が少額

の3項目について説明します。

高金利通貨

例えば10,000通貨の買いポジションを1日保持すれば12円の金利がもらえます。(セントラル短資2022年6月時点)

持ってるだけで丸儲けという感じですね。

以前はこのような高金利を活かしたバイアンドホールド手法が人気だったようですが、コロナ禍の大暴落で多くの口座が飛んでしまったようです。

また、コロナ禍中のスワップ金利は6円くらいまで下がっていたので、バイアンドホールド手法では利益が半減していたことになります。

つまり、金利差益だけで稼ぐのは極めて不安定だということです。(あくまでも両国の政策金利の差によって決まるのがスワップなのですから)

それと、忘れてはならないのは高金利通貨は、ものすごーく高いリスクを伴っているという事実。

もしも、FX初心者の方がこの記事を読んでいるならば、そこだけは十分に理解しておいてください。

ボラティリティが高い

つまり、為替変動の幅が大きいということ。

メリットとしては為替変動の幅が大きいほどトレード機会が増えるということです。

デメリットとしては大暴落時に予想外の損失を計上してしまう可能性が高いということ。

そのため利益追求と安全性確保のバランス感覚、いわゆるリスクマネージメントが重要になってきます。

必要証拠金が少額

分かりやすくするためにレバレッジ1倍、レートも分かりやすく仮想レートで説明します。

日本人にとってポピュラーな通貨ペアであるドル円を100円(仮想レート)と仮定、これを10,000通貨購入するために必要な金額は1,000,000円になります。

これに対してメキシコ円ペソでは5円(仮想レート)、10,000通貨購入に必要なのは金額は50,000円ということになります。

つまり、メキシコペソ円は少ない資金で多くの通貨を取引できるということになります。

それでもメキシコペソ円でトレードする理由

ここまで述べてきたように、メキシコペソ円は諸刃の刃とでもいうべきハイリスクな通貨ペアです。

それでもメキシコペソ円(MXN/JPY)をあえて選択しトレードしている理由は、私のニーズ(少ない資金で短期間にガッツリ稼いでFIREしたい)にマッチしていたからです。

リピート系トレードとは

「イフダンなどの注文をトラップのように仕掛け、自動で決済再注文を行う」

ということ。

例えば

  • アイネット証券「ループイフダン」
  • マネースクエア「トラリピ」
  • インヴァスト証券「トライオートFX」

など証券会社が用意しているFX自動売買システムというものがあります。

これは証拠金を入金して通貨ペアや利益幅、ストップロス等の設定を行えば後は証拠金が口座にある限り自動で売買を行ってくれるものです。

私もFXを始めた当初、実際にいくつかの自動売買システムでトレードしてみました。

しかし、少ない資金で安全性を考慮した設定にするとほとんど売買が行われないという状況に耐えられず、早々にクローズしてしまいました。

(FX負け組へと直行する危険な思考回路ですが)

通常のトレードに比べてスプレッドが大きかったり、利確幅の最小値が大きすぎるという問題もあり、これを続けていこうとは思えませんでした。

そこで同じロジックを手動で設定してみたらどうだろう?と考えたのです。

私はメキシコペソ円の買いのみで設定していますので、レートが下がるときに「新規」ポジションを得て、そこからレートが上がると「決済」される仕組みになります。

レバレッジは5倍以内に抑えたいところですが、意図せずポジションが膨らんでしまうこともありちょっとドキドキすることも。

絶対に忘れてはならないことは、口座資金とポジション総量からロスカットレートを算出し、それを常に意識しておくことです。

手動トレードのメリットとデメリット

メリット

注文の間隔を自由に設定できる

自動売買だと各社のシステムにもよりますが、あまり細かい感覚で発注することはできません。

ですが手動の場合は通常の裁量トレードと同じです。

ちなみに私は最小0.1銭感覚で発注することもあります。

LOTを柔軟に変更できる

発注するレートや証拠金維持率に応じて一つのポジションLOTを柔軟に変更させています。

ただし、面倒なので現在は10LOT固定にしています。(2022年6月)

手数料を大幅に縮小できる

これは結構大きな要素です。

手数料とはすなわちスプレッドのことです。

私の取引はセントラル短資の口座を使っていますが、メキシコペソ円のスプレッドは基本0.2銭であり満足のいくものです。

(スプレッド縮小キャンペーンにより、時間帯によっては0.1銭になることも)

デメリット

再注文を手動で実施しなければならない

これに尽きます(笑)

だから、面倒臭い。(自動売買に比べると)

さらに、利益の取りこぼしが嫌なら深夜でも起きる必要がある。

これを克服するためにアップルウォッチを導入しました。

深夜にアップルウォッチのバイブレーションがブルって「決済」の通知であれば、同じ内容で再発注します。

ただし、睡眠障害の恐れがあるので他人にはお勧めできません。

パフォーマンス解析

2019年2020年2021年2022年
月 利11.25%7.97%5.7%6.3%
勝 率98.824%99.654%99.929%100.00%
約定回数85回2314回5644回5788回

※2019年は9月からトレード開始

※2022年は5月終了分まで

全体の傾向として月利が年々減少しているのは、資金が増加したことに伴って手堅いトレードになってきた証拠。

2019年および2020年の勝率が100%を切っているのは「売りポジション」を赤字決済をしたためです。

2021年は10月にプラマイゼロ円で決済した際、負けとカウントされて勝率100%を逃した。

2021年はポジションの間隔を細かくしたこと、アップルウォッチの効力で取りこぼしを無くしたことなどにより取引回数が大幅に増加している。(単純にボラティリティの問題かも)

2022年は0.1銭間隔ポジション戦略を多用し、半年で前年の約定回数を超えている。

まとめ

以上、簡単ではありますが「メキシコペソ円トレード」について概要を紹介しました。

実際のトレード手法は別記事で取り上げるつもりです。

あらためていうまでもなくFXは投資ではなく投機と位置付けられています。

理由はFXがゼロサムゲーム(誰かの利益は誰かの損失)であり、継続的に勝ち続けることが困難だからです。

なので、私も1日も早く目標資産に到達してFXから足を洗いたいと思っています(笑)

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